moonfishwater28’s diary

気がつくとわたしの心から音楽が奪われていた。取り返そうとするけれど、思い出すのは昔のレコードばかり・・・今はもう手元に無いレコードたちを思い出しながら記憶の隅に眠る音、内側を作る本の言葉を集めたい。

ボブ・ディラン      ハリケーン

youtu.be

ボブ・ディランで持っていたのは「欲望」というアルバムだけでした。その中の1曲。嵐のようなバイオリンとギターとパーカッション。たたみこむようなボブ・デュランの言葉の洪水・・当時は「休む暇も無く慌しい」この歌の良さがわからなかった。今聞くと、歌詞の端々が、ストンと落ちてゆく独特の言葉の放り方が、小気味良く感じる。途切れることの無いボブ・デュランの情熱。唄っているんだけれど、語っている、言葉を絶えず放り投げ続けている、そんな感じが伝わってくる。