moonfishwater28’s diary

気がつくとわたしの心から音楽が奪われていた。取り返そうとするけれど、思い出すのは昔のレコードばかり・・・今はもう手元に無いレコードたちを思い出しながら記憶の隅に眠る音、内側を作る本の言葉を集めたい。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

草の花   幸田文著

「なにもかもが、いけないことだらけでだめだった」で、はじまる幸田文女学校時代のエピソード満載の随筆。ここで、幸田文は第一志望のお茶の水女学校を受験し、失敗するのであるが、それが、そばに居たらさぞはらはらするだろう、ということだらけだ。 生母…

グリム・スパンキー   愚か者たち

これはショートヴァージョンですが、全部聞くと「ざわり」と背中が怖気だつ感じさえします。女版エレカシでしょうか。「ポリスター」なんかを思い出します。

ブルーバード    ポールマッカートニー&ウィングス

この曲は吹奏楽部の引き出しの中に人知れず置かれていた楽譜の一枚でした。

黄金の檻   ①

カーテンはミルク色で光がうっすら通る。朝が来たばかりの頃なら水色がかっている。 私は「ミルク色」のままが良い。そうすれば、部屋中が「雪明り」に照らされて明るい、という錯覚の中に居られる。 アドベント三週目。雪の降らないクリスマスにも慣れてき…

振り返って

2017年があまりにもあっけなく終わってしまい、お正月らしいことをしなかったことが、早くも悔やまれる、1月の終わり。毎年、凧揚げだ、独楽回しだと、孫と浮かれるのだけれど、今年はひたすら、「なにやら」書いていた。思いつきというのが、もう手に…