「沈黙」でキャストに選ばれたイッセー尾形。てっきり「キチジロー役」だと思ったらあの残忍なお殿様役であった。この一人芝居、若かったせいか、そういう演出なのか、よく体が動いている。独り言が次々に続くと一人芝居の形態に近づくのであろうか・・芝居…
この本の内容を心に収めようとすれば、必然的にヘルマン・ヘッセの生涯について読んだり調べたりせずにはいられない。主人公ハンス・ギーベンラードの「救いようのなさ」というのはそれほどのものである。 わからない宗教的背景もあちこちにある。優秀な子供…
ほぼピアノの演奏で出来ているインストルメンタルに限りなく近い曲。最後のほうにわずかに歌詞が出てきます。神秘的な雰囲気が好きです。
youtu.be名コルネット奏者レッド・ニコルズの半生を感動的に綴った名作。この映画に何度も流れる「五つの銅貨」を唄った子守唄の歌詞は以下の通り。過去ビデオの画面を見ながら拾い集めたものです。 この小さな銅貨は「望み」 いつか叶う「望み」 この小さな…
猫のことはしょっ中思い出している。「楽しかったなあ」と思う。新聞広告で見て連絡し、まったく知らない人から譲り受けたキジ猫♂二匹。 この本を読み、家の猫もそういえば・・・と照らし合わせて考えたりもする。あんまり長生きはしなかったけれど充分楽し…
youtu.beこういうコラボは楽しい。再生して見れる。ありがたい時代だなあと思う。歌い方はぜんぜん違っていて、ミヤジは、まっすぐな発声。斉藤和義は、歌詞の語尾が下がるボブ・ディランに似た歌い方。どちらも良い。
最近、斉藤和義の唄が全部好きだと気づいた。ずっと「ポンキッキーズ」で聞いた「歩いて帰ろう」が気になっていたけど。なんだか歌詞もメロデイも、古くならない。色あせない。
デビッド・スノウドンが疫学研究者になったのは「ニワトリ」が原因だという。思春期に、「体操選手」になることをふいにあきらめた彼は、放課後の時間を「ニワトリの飼育」にあてがう。裏庭に小屋を作り、品評会に出して賞を貰ったり、卵を売ることで小遣い…
印象に残ったところは大方、向田家に伝わる小さな簡単な、けれども昔懐かしいお惣菜の数々と、それらの背景である。鰹節は、「硬い石」みたいな塊で、毎朝、タオルに包んでご飯が炊けるときの蒸気で蒸らして削りやすくしたと言う。丹念に火であぶった海苔と…
佐藤愛子から遠ざかって40年ほど経つだろうか。高校時代、文芸クラブの顧問にこう聞かれた。「今、何読んでる?」わたしは即座にこう答えた。「佐藤愛子!」顧問曰く「アホ!純文学読め!純文学!」~「はー、そういうものか」と思い、純文学を読もうとす…
「なにもかもが、いけないことだらけでだめだった」で、はじまる幸田文女学校時代のエピソード満載の随筆。ここで、幸田文は第一志望のお茶の水女学校を受験し、失敗するのであるが、それが、そばに居たらさぞはらはらするだろう、ということだらけだ。 生母…
これはショートヴァージョンですが、全部聞くと「ざわり」と背中が怖気だつ感じさえします。女版エレカシでしょうか。「ポリスター」なんかを思い出します。
この曲は吹奏楽部の引き出しの中に人知れず置かれていた楽譜の一枚でした。
カーテンはミルク色で光がうっすら通る。朝が来たばかりの頃なら水色がかっている。 私は「ミルク色」のままが良い。そうすれば、部屋中が「雪明り」に照らされて明るい、という錯覚の中に居られる。 アドベント三週目。雪の降らないクリスマスにも慣れてき…
2017年があまりにもあっけなく終わってしまい、お正月らしいことをしなかったことが、早くも悔やまれる、1月の終わり。毎年、凧揚げだ、独楽回しだと、孫と浮かれるのだけれど、今年はひたすら、「なにやら」書いていた。思いつきというのが、もう手に…
礼拝の後、ジャングルジムに登った。わたしと娘と孫と3人で。 「メリー・クリスマス!」と言い合って。 でも、本当は祝福の意味がわからなかった。 この教会に本当に居て良いのかどうかも。 クリスマスの転会は見送られた。イースターまで何を励むのか? 問…
孫と娘が良いっていうので載せました。
景色に心を奪われてしまった~パソコンでしか聞けないイーグルス。
youtu.be
いろいろな諸事情でブログが繋がらず、また、身辺にも変化があり、ドタバタしておりました。孫は、耳の病気があったり、心身に弱さを覚えていましたが元気で一緒に遊んでいました。 11月に急に弱さのひとつが癒されてしまいました。それは「どもり」です。…
youtu.be個性豊かで元気いっぱいの男の子たちのお話。理科系が得意のセバスチャン、スポーツマンで食べることの好きなマッツ、女の子みたいな風貌のウーリー、優等生のマルティン、そこにヨナタンが加わります。原作も読んだのですが、映画の中のいきいきと…
youtu.be竹原ピストル、紅白出演するというニュースが飛び込んできました。エレカシも初出演を果たすそうです。もう、そういう季節ですか。1年早かったというしかないです。
おもしろいレストランを見つけました。デミグラソースのオムライス~おいしかったです。店内は面白い展示物?が満載。どこを見てもなんかが置いてあります。スズメバチの巣、とか坂本竜馬人形とか、本かつおの削り節とか・・・外には、発砲スチロールで出来…
思うだけで「気が滅入ってしまう」ような集まりに出席しなければならないとき、ハンナ・アーレントの言葉を思い出す。複数性という言葉を。悪とはどういうものか?と考えざるを得ない、しかし、はっきりと言葉でもイメージでも表現できない。そんなときに書…
第二次大戦下、ナチズムが猛威をふるっていた時代、孤児たちのための施設を作り、子どもの権利条約を制定。子どもの存在をしっかり受け止め、けして逃げなかったポーランド人~ヤヌシュ・コルチャック。 子どもの悲しみを尊重しなさい。たとえそれが失ったお…
youtu.beロバータ・フラックのバラードは昔から好きでしたが、サイモン&ガーファンクルのカバーのこの曲はふわりふわり空中を浮遊しているような感じです。でも、それが目的の定まらない浮遊ではなくてちゃんと「祈っている」浮遊感。ふわふわ祈っている感…
正気と狂気のはざまで、主人公のエスターは、どうやって生きてゆこうとしているのか。「ベル・ジャー」とは、クッキーなんかを入れる蓋のついたガラス瓶のこと。エスターはいつも、この「ベル・ジャー」の中で生きている気がしている。自分の吐く息で、自分…
ひとり4枚づつ配り、同じカードを4枚集められたら、真ん中に置いたキャンディを掴みます。要らないカードを1枚裏にして隣りの人に回します・・・キャンディは人数よりひとつ少なく置きます。取れなかった人が負け。4人以上で遊びます。
猫が人間を救う物語が絶対あるはずだと検索して行き当たり、読んだ本です。ストリートミュージシャン、ジェームズ・ボーエン氏が猫の友達を得て立ち直ってゆくさまを描いている。ジェームズ氏の良い所はどんな時でも、素直で正直なところ。かっこ悪いところ…
上記の、ロンドンでバスキング(路上での弾き語り)をしているジェームズ・ボーエン氏が、よく歌うと言っていたニルヴァーナを検索してみました。なかなかヘビイな歌声です。